11月27日(日)神戸文化ホールにて上演しました「チャイコフキー・ビル」
無事終演いたしました。
ありがとうございました。
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今回は、新国立劇場バレエ団から冨田実里さんをお招きして、
神戸フィルハーモニックによる生演奏。
ウエストジャパンにとって初めてのことでしたが、
音楽とダンスが見事に融合し、「本当に良い舞台だったありがとうございます!」
とのお声をたくさんいただくことが出来ました!
ご覧くださった方から「ありがとうございます」のお声をいただくことは
舞台に立つもの、創るものとして何より嬉しいことです!
アメリカよりお迎えしたイヴ・ローソン氏指導・バランシン振付「セレナーデ」
皆様に大変喜んでいただき、カーテンが閉まっても鳴り止まない拍手に、
このバレエをオーケストラで神戸の皆様にご紹介できたこと、
大変嬉しく思いました。
この一ヶ月この作品の上演に向けて必死で走り続けたダンサー達、
舞台上で全てが報われる瞬間です。
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山本康介演出振付の「眠れる森の美女」よりオーロラの結婚は、
バレエリュスのものを元にアレンジされた一幕で物語が味わえる
素敵な仕上がりになりました。中でも「目覚めのパドドゥ」が挿入され、
御伽噺の世界にロマンティックな要素が加えられたことで大人の方も
楽しめるバレエになっていたのではと思います。
ウエストジャパンはプロジェクトベースなので、
その時に集まったメンバーでの構成となりますが、
続けて参加しているダンサーも増え、年々、私たちの持つビジョンが
ダンサーに伝わり、舞台に現れて来ているのを感じます。
プロフェッショナルとはどういうことなのか。
言葉では教えることのできないそれを、リハーサル、舞台を通して
全身全霊で感じ、ダンサーが真に成長し、日本のバレエを少しずつ
変えていくことができたらと思っていますが、
今回の公演はその変化の一端を感じることができたのではと思います。
ウエストジャパンの理念にもありますとおり、
「真に魅せる舞台芸術を」
各々の力では限りがありどうしようもないことが、
こうして力を合わせることで可能になる。
自分達の世界だけの表現にとどまらず、オープンになり、
各々が持つ才能を発揮する。そうしたことが必要ではないでしょうか。
それを一番感じることのできた舞台になりましたこと、ご報告しまして、
また
来年からの活動に繋げていきたいと思います。
今後とも、ウエストジャパンをどうぞよろしくお願いいたします。
バレエカンパニーウエストジャパン代表 瀬島五月